自分の気持ちか他人の気持ちか
私は
親戚の集まり
がずっと苦手でした。
子供の頃は
普段はめったに会えない
従妹達に会えることが
楽しみでしたし、
お盆休みやお正月には
親戚一同が
祖母の家に集まって
賑やかに過ごす、
そんな日本らしい行事を
経験させてもらいました。
その思い出は
大切な宝物です。
、、、、、と、
やっとそう言える
ようになりました。
実は
10代、20代、30代と
私は親戚達が集まる場では
いつも
重い気持ちを抱えていました。
それはこのようなものでした。
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「行儀は良いけど
つまらない子。」
「妹は面白いけど
姉はあまりしゃべらない
つまらない子。
自分はそう思われているに
違いない。
だからそんな自分がいても
誰も嬉しくはない。
自分なんかいても
周りを困らせるだけだ。
妹だったら喜ばれるだろうけど
私がいても誰も喜ばない。
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と、長過ぎると言っていいくらい
長ーい間、心の奥で
そう思い続けていました。
実際昔から妹は愛想もよく、
自然と口から出てくるセリフが
面白いところがあり、
父方でも母方でも
「わぁ！○○ちゃんが来た！」
と喜ばれるような人気者です。
妹がいる時は
にぎやかだった部屋が
妹が出て行った途端
シーンとしてしまい、
後に残った私は
どうすればいいかわからず
ただ時が過ぎるのを
願っていた、、、
そんなこともありました。
他にもいろいろあって
「妹は好かれている。」
「私は好かれていない。」
という思いが強まっていきました。
そして普段
（友達や仕事仲間とは）
ふつうに話しができるのに
親戚の前では
小さく硬くなって
じっとしている、
そんな自分が出来上がっていたのです。
その雰囲気から
余計周りも
話しかけにくくなっていたと
思います。
しかし！！！
ある時私は考えました。
『一生このままでいいのか？？』
と。
親戚と顔を合わせることなく
今後やっていくことは
考えにくいです。
歓迎されない自分だとしても
私の中に
「おじさんやおばさん、
従妹達を好きだ。」
という気持ちがあることは
確かです。
好きな人たちだからこそ
「つまらない子」と
思われるのが
辛いのです。
そしてそこで
ふと思い当たりました。
『他人の目ばかり意識している』
と。
相手がどう思っているかばかりに
とらわれて
自分がどうしたいか？を
大切にしていないぞ私！！！
しかもみんな本当に
私のことをつまらない子だと
思っているの！？
それ絶対？
さらに言うなら
「みんな」って誰～！？
やっとそこに気が付けました。
（遅いっ。）
それから
親戚が集まる場では
「周りが私を歓迎しても
しなくても
『私は』みんなと
話したい！」
という気持ちだけで
接することにしました。
最初はちょっとだけ
話しかけるのに
勇気が入りましたが
思っていたより
全然ラクでした(^_^)/
ふつうに気負わずに
親戚の人達と
自然な会話を
楽しめるように
なりました。
しかも
あるおばさんからは
「陽子ちゃん面白い～！（笑）」
とまで言われました。
一瞬
「夢か？」
と思いました。
面白いのは妹で、
つまらないのが姉だったはず、、、
おばさんのその一言は
私に世界が逆転したことを
感じさせてくれました。
（もちろんそれは私自身のことで、
妹は妹で相変わらずの人気者です。）
これは誰にでも
応用できるやり方だと思います。
何か上手くいかないことが
ある時、
「自分はどうしたいか？」
に着目する。
勇気を出してみる。
是非一度お試し下さい。
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心理カウンセリング/マインドブロックバスター
石川県金沢市
カウンセリング・ルーム楽庵
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