日本人と外国人の違い
摂食障害と深く関わる
”コミュニケーション”
について
アメリカ人と日本人の
会話に対する考え方の違いから
紐解いてみたいと
思います。
アメリカ人
・様々な土地から成功を求めてやって来た
人々が集まる多国籍国家
・宗教、肌の色、ルーツが違う
・人それぞれ考え方が違っていて
当たり前
・話さなければわからない
日本人
・人口のほとんどが日本人だけ、という島国
・国が統括する教育システムの中、
全国民が同じことを同じように学ぶ
・共通認識（常識）が多い
・話さなくてもわかって当然
と、ざっくり言ってもこれくらいの
違いがあります。
私たち日本人は
「言わなくても大体わかる。」
が、他国の人々に比べて多いのです。
しかしその
「言わなくても大体わかる」
という暗黙の認識が
「だからわざわざ言う必要などない」
につながり、
小さかったはずの誤解が
”何も言わなかった”ことにより
だんだん膨らんでいき
泥沼化していく、、、
という問題を引き起こしたりもします。
そして
厳しい階級社会の時代が
長くあったためか
「波風を立てないように」
「反対意見より賛成意見が望ましい」
こんな傾向もあるようです。
特に
『よく考えてから話す』
これは日本人特有の考え方です。
（赤ペンでアンダーラインを引きたい。）
相手の気分を害さないように
誤解を招かないように
議論を避けるために
相手の同意を得られるように
『よく考えてから話します。』
、、、、、？
何を考えているのでしょう？
相手の考えていることを？
相手が何と返事するかを？
相手がどう感じるかを？
それって、、、
考えたらわかること？
私は初めてこのことに
気づいた時に
「す、、、すごい！
すご過ぎる、日本人！
（もちろん自分もしっかり
その内の一人ですが。）
予め相手の考えを読もうとするなんて
無理やろ～！！！」
いくら波風を立てないためとは言え
超納涼者でもないんだから、、、(^_^;)
とんでもないことをしようと
しているんだなぁ、
と驚き呆然としてしまいました。
さらにもう一つ考えられる問題として
「よく考えようとしたら
なんだかいろいろ考えすぎて
自分の考えに自信がなくなってしまい
結局何も言わなかった。」
こんなパターンを経験した方も
とても多いのではないでしょうか？
そしてそのことがしこりとなって
今も心の中にとどまっている。
是非このコミュニケーションパターンから
抜け出していきたいものです。
（ちなみにカウンセリング・ルーム楽庵では
カウンセリングだけではなく
このようなコミュニケーションについての
アドバイスも行っています♪）
今回は日米の会話についての
考え方の違いに焦点を当ててみましたが、
これは
どちらの考え方が良い・悪い、
ということではなくて
違う考え方を知ることで
気づかされることがあるんだ、
という点をお伝えしたかったからです。
さらなるコミュニケーション力アップへの
参考になれば、と思い記事にしてみました。
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