"私"と"あの人"を入れ替えてみる
とても苦手な人がいる場合、
その苦手意識を
和らげたり
無くしたりする方法が
いくつかあるのですが
今日はその内の一つを
ご紹介します。
まず最初に
その人のどういった部分を苦手だと感じるか
「一言で」言い表します。
例えば
・すごく失礼なことをする
とか
・愛想が悪すぎる
とか
・ずけずけと物を言う
とか。
具体的かつシンプルな言葉で。
そして次に
”主語”を入れ替えます。
“あなた”を
“私”にしてみます。
「“あの人”は失礼なことをする。」
は、こうなります。
↓
「“私”は失礼なことをする。」
（こういう文章を作った時点で
イヤな気分になった方がいたら
ごめんなさい。
だけど
そのイヤな気持ちを乗り越えることは
目の前の苦手な人を
克服するための
大事なプロセスなのです。）
そして
ここでちょっとだけ
落ち着いて
よーーーく振り返ってみて
ほしいのです。
「“私”は失礼なことをする。」
その通りだと
思い当たることがあるはずです。
そしてそれは
あなた自身が
あなたに課している
「禁止事項」です。
・他人には決して失礼なことをしてはいけない
・常に愛想良くしていなければならない
・どんな時も思いやりのある言葉ではなさなければならない
上記はどれもが円滑な人間関係を築く上で
大切なことばかりですが、
「～しなければならない」
という禁止事項は
私たちにとって大きなプレッシャーとなり
それがかえって人間関係を歪めてしまうのです。
だけどその禁止事項が解かれれば
プレッシャーがなくなり
もっと自然にラクな気持ちで
人との距離を保てるのです。
『苦手な人」は
時として
あなたがより生きやすくなるための
ヒントを与えてくれているのです。
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石川県金沢市
心理カウンセリング・ルーム楽庵
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