「嬉しい」はいいけど「悲しい」はダメ?
ポジティブな感情を否定する人は
特別な場合を除いてあまりいないと
思います。
嬉しい時は「嬉しい!」と声に出し
楽しい時は喜びを露わにし
可笑しい時は笑い、
どの感情も
何の抵抗もなく
感じ続けるものだと思います。
そしてしっかり
「嬉しい」
「楽しい」
「可笑しい」
と感じ切るからこそ
いつの間にかそれらの感情が
過ぎ去っていくわけです。
ところがこれが、
ことネガティブな感情になると
"感じる″
ことを避けようとするわけです。
″怒り”が沸き上がってきたところで
「こんなことで怒るなんて大人げない。」
と抑え込んだり
″悲しみ”が襲ってきたところで
「これくらいよくあること!」
とごまかしたり
"惨め”がこみ上げてきたところで
「自分は悪くない!」
と無かったことにしようとしたり、、、
そうやって感情を
”感じ切る”ことをしないから
それらの感情が
消化不良のまま
自分の中に止まり続けるのです。
未消化の感情が
「ちゃんと感じて!!無視しないで!!」
と心のドアをノックし続けるのです。
あなたの中の未消化の感情が何なのか?
それは今抱えている「問題」が
教えてくれます。
人間は
感情の動物
です。
感情は
私たちに与えられた
素晴らしい
贈り物です。
それらをきちんと
感じ切ることは
人生をより深く実のある充実したものに
してくれるのです。
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石川県金沢市
心理カウンセリング・ルーム楽庵
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