金沢|カウンセリング・お悩み相談【楽庵】

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最も自己肯定感の低い武将は誰?

➜読む心理学

 
2020年春から2021年冬にかけて放送された
大河ドラマ『麒麟がくる』で演じられた
歴史上の人物像と
その生涯の解釈にヒントを得ました。
 
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戦国時代から安土桃山時代にかけて
今もその名を残す3武将と言えば
 
天下統一目前で敗れた織田信長
天下統一を果たした豊臣秀吉
江戸幕府を開いた徳川家康
 
心理カウンセラーの目を通して見ると
この3武将の生き様に
それぞれの自己肯定感が大きく影響して
いると感じます。
 
3人の中で
最も自己肯定感が低かったのは誰か?
と問われれば、
迷うことなく織田信長だと答えます。
 
逆に
最も自己肯定感が高かった武将は誰か?
と聞かれれば、
それは徳川家康です。
 
信長と家康の自己肯定感の形成が
どこに現れているかと言えば
まぎれもなく母親との関係です。
 
信長は大胆不適、尋常ではない言動で
周囲を驚かせ
実の母親からは疎ましがられる存在でした。
母は弟を可愛がり、信長を遠ざけます。
 
hiiki.png
大河ドラマ『麒麟がくる』で
織田信長を演じた染谷将太さんの演技が
印象的でした。
 
「 母上のために大きな魚を釣ったのだ。
 母上はきっと喜んでくれると思ったのだ。
 それなのに、母上はちっとも喜んでくれず
 受け取ろうともしないのだ。
 
 なぜ喜んでくれぬのか、
 一体何が気に入らぬのか
 わしには一向にわからんのだ。
 母上は弟ばかりを可愛がる。
 
 なぜだ。
 わしにはわからんのだ。」
 
信長は眉ひとつ動かさず
顔色一つ変えず
ただ坦々とこう語るのです。
 
その顔には自分を愛してくれない
母に対する怒りも、
一縷の悲しみすらも
何一つ現れていないのです。
 
母親からの愛情を欲しているのに
それを与えてもらえないという
現実とは裏腹に、
平気な態度を装うのです。
 
彼の心には耐え難いほどの
深い悲しみがあったはずです。
 
しかしだからこそ、
感情そのものに蓋をして
無かったことにしたのだと思います。
 
仮面のような表情はこのようにして
出来上がります。
 
悲しみは怒りに姿を変え、
怒りはやがて恨みと化します。
 
次々と戦を仕掛け、勝つことにこだわり
歯向かう者は全て潰すという
冷酷無比なやり方を止められなかったのも
 
自己肯定感の低さがなせる技だったの
でしょう。
 
「愛されない自分=存在価値のない自分」
 
これを否定し続ける手段として、
 
「誰もがひれ伏す自分にこそ価値がある」
 
という幻想にしがみついたのです。
Nobunaga.png
 一方、 徳川家康は幼少時代を
人質として過ごしました。
 
母親と遠く離れた場所にいながらも
母を慕い、会いたいと常に願っていました。
 
家康の強さは、
母親が自分を愛してくれているのだと
疑わなかったことです。
 
母もまたきっと自分との再会を
遠い地で願ってくれているのだと
ひたむきに信じていました。
 
信長はいつでも会える距離にいる
母親から愛されず
 
家康は遠く離れたところにいる母親が
自分を愛していると固く信じていたのです。
 
Ieyasu.png
信長の天下統一は
自分自身を認めさせるためのものでした。
見返したい、という思いが彼を
上へ上へと押し上げました。
 
しかしながら恨みという土台に
築かれた時代は、
一瞬にして崩れ去りました。
反逆という名の元に。
 
Muhon.png
家康の天下統一は
愛する母親と末永く平和に暮らしたい
という願いを実現させるためのものでした。
 
愛情という土台の上に
築かれた時代は、多くの人々に安心を
もたらしたのでした。
 
peace.png
この歴史上の大きな人物たちからの学びを
無駄にしたくはないものです。
 
現代に生きる私たちは
自分の夢に向かう時、
 
その土台には何があり
何を目指して行くのかを
自分自身に問いながら
進んでいきたいものですね。
 

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(毎週2回配信)
”読む心理学”&”見る心理学”
 
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