会話がこじれる時に欠けているもの①
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〈 欠けているもの3つ 〉
私は日々、多くのクライアント様に
心理カウンセリングを
提供させて頂いているのですが
その一方でコミュニケーション講座も
開いています。
ですから人間関係で悩んでいる方に
コミュニケーションについて
お教えすることもあります。
数年前から
「人間関係がこじれる時は
次のうちどれか、
あるいはいくつかが欠けていますよ」
とくり返しお伝えしてきたことが
あります。
それは
①言わない
②聞かない
③具体的でない
この3つです。
〈 ①言わない 〉
何を言わないかというと
・自分の考え
・自分の気持ち
すなわち本音だったり、その他に
・説明不足
ということも含まれます。
例えば職場で
「その書類ができたら部長に渡しといて。」
この一言だと
説明が不十分だったりします。

これに欠けている言葉を足すと、
「その書類は
明日、部長が会議でプレゼンする時に
必要な書類だから、
完成したら直接手渡ししてきてくれる?」
となります。
・説明=理由
に置き換えてもいいですね。
説明が足りないと、相手の方に
「え?どうして?」
というモヤモヤ感を残してしまいます。
納得できないと
人は動こうという気になりません。
もしも誰かが
あなたの頼みごとを聞いてくれない時は
説明が足りていないのかもしれません。
説明が足りていないだけです。
それを
「自分の言うことは聞いてくれない!」
と誤解しないように気をつけましょう。
〈 自分のスキルアップのため 〉
また、相手に話が通じない時は
相手の理解力を疑う前に
(自分が)
相手に伝わるような説明を
できていないのではないだろうか?
と振り返ることができると
あなたのコミュニケーション能力が
上がりやすいと思います。

ちなみに昔は
人から誤解されることが
多かった私ですが
【言わない】の改善を意識することで
伝える力が随分と向上しました。
そして次第に「話しが分かりやすい」と
言われるようになりました。
伝え方でお困りの時は
何でもお気軽にお尋ね下さいね!
私は今でも
日々精進のつもりでがんばっています。
(表現が固いですけど、、、)
一緒にコミュニケーション上手に
なっていきましょう!
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