金沢|カウンセリング・お悩み相談【楽庵】

お知らせ

実践!!会話例 "カウンセラーとクライアント様"編

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  心理カウンセラーが教える

  コミュニケーション講座のご案内②

            (全3ページ)

 

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(①の続きです。)

 

 

〖状況〗

当時6才の兄が、4才の弟がいない間に

弟の分のおやつを食べてしまった。

後で弟が気づき、兄弟ゲンカになる。

 

母親が止めに入るが兄は反発し続ける。

いつまでもケンカを止めない二人のことを

苛立った父親が怒鳴りつける。

 

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6)7)最初にこじれる会話例を想定してみます。

  8)その後、塚田とクライアント様が交わした

    会話をご紹介しますね。

 

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6)こじれる会話例:A

 

 弟「お兄ちゃんがおやつを勝手に取った!

   怒ってよ!!」

母親「お兄ちゃん!人のおやつを勝手に取ったら

   ダメでしょ!返しなさい。」

 兄「そんなに大事なものならどうしてちゃんと

   隠しておかなかったんだ!わざわざ見える

   ところに置いておいたあいつが悪い!」

 

 弟「勝手なこと言うなー!ずるいずるい!!」

 

母親「もう、、、お兄ちゃんがそんなことして

   弟がいつか真似したらどうするの?自分が

   されてイヤなことを人にしちゃだめ!」

 

 兄「真似したかったらすればぁ?」

 

母親「何なの?その言い方は!」

 

父親「やかましいっ!!お前達静かにしろっ!!」

 

3人(父親の怒鳴り声に一瞬シーンとするが、

   兄弟のにらみ合いは終わらない)

 

父親「お前は年長のくせに弟を泣かして!

   何を考えてるんだ!」

  (兄のことを叩く)

 

 兄(驚きとショックで言葉が出ない)

 

 弟(父親への恐怖で身体が動かない)

 

母親(夫の行き過ぎたやり方に呆れ果てている)


7)こじれる会話例:B

 

あるいは、こういう会話もあるかもしれません。

 

 弟「お兄ちゃんがおやつ勝手に取った!

   怒ってよ!!」

 

母親「お兄ちゃん、人の物を勝手に取ったらダメ

   じゃない。そんなの泥棒がすることだよ。

   もうそんなことしちゃダメだよ。」

 

 兄「もう食べてしまったもんね。残念でした。」

 

 弟「返してよ!」

 

母親「ほら、あなたには違うお菓子をあげるから。

   これでいいでしょ。」

 

 弟「あのお菓子がいい!」

 

母親「いつまでも怒ってないで~。

   無くなったものは戻って来ないんだから

   もう諦めなさい。」

 

 弟「僕のおやつ~!!(泣き続ける)」

 

母親「いい加減にしなさい!」

 

 兄(さっさと遊びに出かけてしまう)


 

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☝では次に心理カウンセラー塚田と

 クライアント様のやり取りです。

 

     母親役=心理カウンセラー塚田

 兄・弟・父親役=クライアント様

       (それぞれの立場になったつもりで

        母親役と会話します。)

 

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8)実践会話例

 

◆◆◆ 母親と弟 ◆◆◆

 

 弟「お兄ちゃんがおやつを勝手に取った!

   怒ってよ!!」

 

母親「おやつを取られちゃったの?」

 

 弟「うん。だからお兄ちゃんのこと怒ってよ」

 

母親「楽しみに食べようと思ってとっておいたのに

   無くなってしまってとても残念だったのね」

 

 弟「(怒りが小さくなる)

   お兄ちゃんだけ二つ食べたよ。」

 

母親「そうだねぇ。」

 

 弟「僕も二つほしい!」

 

母親「そうね、じゃあ後であなたにも二つ

   あげるね。」

 

 弟「本当?」

 

母親「本当だよ。これは私たち二人の約束ね。」

 

 弟「うん!(笑顔になり、納得した様子)」


◆◆◆ 母親と兄 ◆◆◆

 

母親「お兄ちゃん、弟のおやつを

   食べちゃったの?」

 

 兄(ムスッとした表情で黙っている)

 

母親「自分のおやつ食べちゃったけど

  (弟のおやつを見て)美味しそうだから

   我慢できずに食べちゃったのかな?」

 

 兄「、、、。」

 

母親「あのおやつはお兄ちゃんの大好物だもんね」

 

 兄「、、、うん。」(緊張がゆるんでいる)

 

母親「でもお母さんは兄弟ゲンカを見ると悲しく

   なっちゃうな。

   もしもまたこんな事があったらどうする?」

 

 兄「、、、、、ガマンする。」

 

母親「ガマンしてみる?」

 

 兄「うん。」

 

母親「そっか。」

 

 兄「お母さん、遊びに行ってもいい?」

 

母親「もちろん。」

 

 兄「行ってきます!

  (明るい表情で外に出ていく)」


◆◆◆ 母親と父親 ◆◆◆

 

母親「(父親が子どもを怒鳴りつけた時)

   お父さんはお兄ちゃんに自分より小さく

   弱い立場の子を守ってあげるような子に

   なってほしいと思っているんでしょう?」

 

父親(怖く険しい表情をしていたが、動きを止めて

   じっと母親の方を見る)

 

母親「だから弟を泣かすようなことはしてほしく

   無かったのに、ケンカを止めないのを見て

   がっかりしたんじゃない?」

 

父親(いからせていた肩の力が抜ける)

 

 

9)母親がした唯一のこと

 

 

母親は兄に語りかけ、弟に語りかけ、夫に語りかけ

その度にそれぞれの怒りや苛立ちが収まっていき

ました。

 

なぜ母親がそのような言葉がけをできたと

思いますか?

 

(この後答えをお話ししますので、

考えてみたい方はしばらく経ってから

読み進めて下さいね。)


 

 

 

 



 

実はここにはある共通のパターンがあるのです。

 

母親がしたことはただ1つ

 

『 相手の気持ちを予想して、確認する 』

 

ということです。

よろしければもう一度会話例を読んでみて下さい。

きっと母親が1つのことを貫いていることがわかる

と思います。


 

 弟「うん。だからお兄ちゃんのこと怒ってよ!」

 

母親「楽しみに食べようと思ってとっておいたのに

   無くなってしまってとても残念だったのね。

 

 弟「(怒りが小さくなる)

   お兄ちゃんだけ二つ食べたよ。」


 

母親「自分のおやつ食べちゃったけど

  (弟のおやつを見て)美味しそうだから

   我慢できずに食べちゃったのかな?」

 

 兄「、、、。」

 

母親「あのおやつはお兄ちゃんの大好物だもんね

 

 兄「、、、うん。」(緊張がゆるんでいる)


 

母親「だから弟を泣かすようなことはしてほしく無かったのに

   ケンカを止めないのを見て、がっかりしたんじゃない?

 

父親(怒らせていた肩の力が抜ける)

 

 

これはコミュニケーション講座の中でもお話し

しているとても大事なポイントです。

さらに母親は誰のことも怒ろうとしませんでした。

これも非常に大切な点です。

 

 

10)心理的ダメージ

 

 

この家族の会話はよくある話しに思えるかも

しれませんが、実はとても深い心理学的な側面を

持っています。

 

ここでは弟の心理的ダメージを考えてみましょう。

兄に勝手におやつを取られて一生懸命返してほしい

と頼んだのに、逆にいじめられたり母親から怒られ

たり、父親からは怒鳴りつけられる。

こんな場面で子どもが受ける心の傷はかなり大きい

のです。

 

「一生懸命返してと言ったのにイヤな思いをした」

「最後は怒られて怖かった」

「主張すると怖いことが起こる」

 

このように子どもの中ではネガティブな思い込み

一瞬にして根付いてしまうことがあるのです。

 

そうするとその考えが大人になっても、

事あるごとにその人を脅かすのです。

 

例えば、職場では自分の意見を主張できず

人の言いなりになってしまったり、

意見を求められる場では身体が強張ったりする

のです。

 

 

もはや本人は自分がなぜそうなってしまうのか

覚えてもいないのです。

覚えていたとしても、意見を言うべき時に言えない

自分のことをどうすればいいかわからずに苦しむ

ことになります。

 

 

このような心理的ダメージにたどりつくことは、

カウンセリングの場では決して珍しくありません。

ですから過去を癒し、

現在の生き辛さを解消していくプロセスを

経ていくのです。

それが未来を変えることにもなるからです。

 

 

こういった傷をほったらかしにしておくと、

さらなる弊害を作り出すことがあります。

弟自身が親になった時に、自分の親と同じことを

子どもにしてしまうのです。

もちろん本人はそんなことは望んでいなかったと

してもです。

 

なぜなら親のやり方を見て、

それを学習してしまったからです。

他のやり方を知らないのです。

 

 

カウンセリングルーム楽庵のコミュニケーション

講座は、一般的な話し方講座ではありません。

 

 

自分の心を癒しながら学べる内容になっています。

毎回必ずコミュニケーション方法にプラスして、

心の成長を促すワークも取り入れています。

まずは受講生の方が丈夫で豊かな心を手に入れる

こと。それを重要視しています。

 

 

そして楽しみながら・真剣に・仲間と共に

学んでいける講座です。

 

 

 

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